大阪市淀川区十三
(阪急十三駅徒歩9分)
お知らせ
はじめまして。
この度はマノ・ア・マノホームページをご覧頂き、誠に有難うございます。
私どもの活動が皆さまの一助となれば幸いです。宜しくお願い申し上げます。
代表 村上
活動への想い
私は約4年間、ひきこもり状態になった長男(当時14歳)との生活を共にしました。
私の転勤に伴う長男の転校が影響したのか、何かの病気が原因なのか、こうなった理由がわからない中での厳しい生活でした。
支援施設や病院、カウンセリング、親の会や居場所などにも数多く参加しました。カウンセリングは数分程度・・・親の会で答えは聴くことができませんでした。第三者と継続して関わることのない環境でした。
「ご本人を連れてきてください」
結局、どこでも相談でもそう言われることに悩みました。
「本人を連れて行ければ・・・ひきこもりじゃない」という説明が通じません。私たち家族も孤立は増すばかりでした。
毎晩、次の一歩を家族で話し合いました。答えはでません。もうご家族だけでは進まない状況がありました。
相談機関やカウンセリングで次の一歩はわかりません。「まずは親から元気になりましょう・・・」と助言されます。とても無理です。
居場所にはすでに先に仲間ができてます。対人関係に自信のない息子はその輪にはいれませんでした。
当事者会って・・・「ここに参加してる方は当事者なの?」という息子の言葉。
「少しでも外出しましょう」と言われます。目的のない外出ではすぐにもとの状態に戻りました。目的がないことが課題でした。
「ご家族から第三者と関わること」の大切さを感じます。その先にご本人の第一歩があると考えます。
「第一歩のきっかけつくり」が大切です。
私共は、継続した「ご自宅訪問」「ご本人との触れ合い・外出同行」など、ご本人の気持ちに応じたサポートをさせて頂きます。訪問までの準備からご一緒させてください。
支援ボランティア様、地域の皆さまの協力を頂き、本当の「伴走」に臨みます。
長男と過ごした経験、あの時間を無駄にしたくありません。
「ご家族の笑顔を取り戻すため」の一助になることを活動理念としております。よろしくお願い申し上げます。
【ご連絡】
【LINEからのご連絡】
【電話やオンラインでのご相談】
活動で大切にすること
①「ひきこもり家族経験者」としての活動です。
ひきこもりでお悩みの皆様と同じ気持ちで活動することを大切に致します。一緒に考え、第一歩(きっかけ)に共に臨む、パートナーでありたいと思います。
資格や役割だけでは伴走支援はできないものだと考えます。
②「会員制・徹底した個別対応」です。
ひきこもりご本人、またそのご家族の環境はまさにお一人ひとり違います。
当会の活動は「会員制」です。個別の環境、ご本人やご家族様の状況に応じた活動が大切です。(最大15組様程)
③活動の柱は「伴走」(支援ではなく五分五分の関係)
「伴走」とは一緒に考えて行動を共にするということです。会員様とは常時連絡を取り合います。
まずはご本人との信頼関係が必要です。ご本人の気持ちを受け止めた上で、外出もご一緒させて頂きます。散歩でも、職場探しでも・・・ご利用ください。
④次の柱は「訪問活動」です。ひきこもりご本人が外出する時の勇気、その覚悟は計り知れません。こちらからご本人、ご家族への訪問を継続させて頂きます。
訪問前には「ご家族」との細かな話し合いが大切です「訪問前の準備」が大切です。
「ご本人」の事前承諾は大切。ご本人の承諾そのものが次の段階に繋がる大きな前進です。
⑤ご本人の「次の一歩」です。
人と関わることから始めることが大切です。定期的な外出も大きな一歩です。ご本人の意向をしっかり受け止めます。
私共の外出同行に加え、協働頂くサポート団体様や当事者会などとも連携(支援の輪ページをご覧ください)します。
働くことに拘らず、まずは社会との関わりをもつことを次の一歩としております。(下記:ミニ体験実施例)
【ご本人にすぐ会える状態ではない!】そんな場合の第一歩プログラム
家族会「ひとりよりふたり」(年5~6回)定期開催
(令和6年大阪市ボランティア活動振興基金にて開催)
多くのサポーター
地域・行政との繋がり
大阪市鶴見区社会福祉講演会での講演風景:「ひきこもる人と家族の新たな一歩につなげるために」(R6.3月5日)